皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
前回は60代女性の膝の内側の痛みの原因である変形性膝関節症についてご紹介しました。
今回はその続きで初期の変形性膝関節症の対処法についてご紹介いたします。
もし、前回のブログをまだご覧になっていない場合は、そちらを先にご覧ください。
コロナ禍で急増!60代女性の膝の内側が痛みの原因となる変形性膝関節症について
初期の変形性膝関節症で行う対処法
変形性膝関節症の初期症状として、
・膝のこわばりや違和感
・ときどき強い痛みを感じる
といった症状があらわれます。
痛めるような明確なキッカケがなく、このような症状が見られた場合はご紹介する対処法をお試しください。
1、アイシング
変形性膝関節症の初期で痛みがある場合は、膝に炎症が起こっている可能性が高いです。
この場合は、アイシングを行うことが有効となります。
アイシングの方法はビニール袋に氷と少量の水を入れて、それを患部に5〜10分ほどあててください。
それを2時間毎に行う事が理想的です。
もし、アイシングが冷たすぎると感じた場合はその時点で中止してください。
また、痛みが強くなった場合も中止してください。
2、安静にしすぎない
痛みが出ると安静にしなくてはと思ってしまいますが、安静にしすぎる事で膝への血液循環が悪くなったり、筋肉が衰えたりしてしまいます。
こうならないように痛みが落ち着いている時は、無理のない範囲で動くようにしてください。
ただし、痛みが強い時に無理をする必要はありません。
あくまでも痛みの様子を伺いながら、できる範囲で行なってください。
3、筋力トレーニング
変形性膝関節症の原因の一つとして筋力の低下があります。
特に膝を支えるために大切な、太ももの前の筋力が低下すると膝の関節の負担が大きくなってしまいます。
そこで、今回は膝に負担かけずにできる太ももの前の筋力トレーニングをご紹介します。
①トレーニングを行う方の膝を伸ばして座ります
②膝を少し曲げて、膝の下にクッションやバスタオルを折りたたんだ物を入れます。
③膝裏でクッションまたはバスタオルを押しつぶすように力を入れます
④力を入れたまま10秒キープする
⑤これを10回繰り返して終了です
※③の時にかかとが床から離れないように注意して行なってください。
病院や治療院へ行く目安
今回ご紹介した方法を3日続けていても痛みに変化がない場合は、病院または治療院への受診をオススメします。
また、3日以内で治っても頻繁に繰り返す場合も受診をオススメします。
姿勢不良を改善して予防する方法
変形性膝関節症の原因の一つで姿勢不良によるものがあります。
例えば背中が丸くなる猫背姿勢が身についてしまうと、体がそのように歪んでしまいます。
そして、その歪みが他の部分にも影響を及ぼして、膝はO脚になる事が多いです。
猫背でO脚の姿勢を長年続けた結果、膝の負担が大きくなって変形性膝関節症となってしまいます。
このように、姿勢不良が原因となって変形性膝関節症になっている方はとても多いのです。
当院では、このような場合も整体にて体の歪みを整え、根本的に解決する治療を行なっております。
もし、ご自身で対処できない場合は、一度ご相談ください。
まとめ
今回は60代女性の膝の内側が突然痛みだしたら行う対処法についてご紹介しました。
コロナ禍以降、膝の痛みでお悩みの方がとても増えましたが、今回のブログが少しでもお役に立ちましたら幸いです。
ぜひご紹介した方法をお試しいただき、痛みの改善に繋がる事を願っております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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