皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は20代女性の左手の痺れと息苦しさの原因についてとその改善例をご紹介します。
最後にセルフケアの方法もご紹介しますので、同じ様な症状でお困りの場合は最後までご覧ください。
20代女性の左手の痺れと息苦しさの原因
「手の痺れが1ヶ月前から時々出てたんです。少し気になってましたが、昨日の晩に鎖骨の下あたりの痛みで息苦しくなって、色々調べて来てみました」
20代女性Aさんは初めて来られた際にこうおっしゃいました。
そこで、それらの症状についてもう少し詳しくお聞きしたところ
・左手の痺れは常にではなく、1日に数回程度。仕事中に腕を上げたりすると痺れる。
・息苦しさは昨日が初めて。短時間であったが、息をする時に痛みがあった。
・その他には肩こりや頭痛も感じやすい。
といった事が分かりました。
「仕事が忙しくてなかなか休めないので、また息苦しさが出る前に早めにケアできればと思っています」
とおっしゃいました。
そこで、Aさんのお体の状態を見させて頂きました。
20代女性Aさんのお体の状態
まずはAさんの姿勢を見てみることにしました。
Aさんのお体は
・左肩が下がっている
・肩が前に入った猫背の姿勢
・なで肩
・O脚
こういった状態が見られました。
これをAさんにお伝えしたところ
「仕事中に左肩に肩掛けバッグを掛けているんです。それが荷物も結構入れていて重たいので、もしかしたら左肩が下がる原因かもしれません」
と教えて頂きました。
恐らく、荷物の入った肩掛けバッグを持っていることは原因になるだろうと考えられました。
そして、痺れはどこが原因のものかを出来る範囲の検査で調べてみました。
その結果、胸まわりから出ていく神経や血管が姿勢や筋肉の負担によって圧迫された結果、今回の症状が出てきたと考えられました。
Aさんの治療
今回の症状に対して
・肩と首の周りに鍼治療
・体の歪みがある部分を整体して、姿勢を正しく保てるようにする
この治療をまずは行って初回治療を終えました。
その後、8日後にもう一度来ていただいた時には
「息苦しさはあれから出ていません。痺れはまだ変化がないですけど、肩こりは少しマシな気がします」
とおっしゃいました。
それから間隔を空けながら治療を行い、3ヶ月後には痺れも気にならない程度まで回復されました。
その後、お体のメンテナンスの重要性に気付かれたAさんは月に1回のペースでケアを続けられてます。
Aさんにお伝えしたセルフケアと仕事中に気をつけること
仕事中に気をつけること
・肩掛けバッグは仕事で必要なため、可能な限り左右こまめに持ち変える
・バッグの中身は必要最小限に減らす
・仕事の合間や終わってからセルフケアを行う
セルフケア
①肩回し
1、写真のように肘を曲げて手を肩の方に持っていきます
2、そのまま肘で円を描くように回します
3、10周したら反対回しも行います
4、反対回しも10周行えば終了です
※動画は編集の都合上、3回ずつ行っております。
②深呼吸
1、写真のように手のひらを前に向けて胸が少し張る程度に開きます
この時胸が引っ張られるくらい開かない様に注意してください
2、そのまま深呼吸を5回行い終了です
しっかり息を吸い込んだ時に胸が膨らみストレッチされます
どちらのセルフケアも背筋を伸ばして行ってください。
痛みを感じる場合は無理せず中止してください。
セルフケアは朝、昼、晩の1日3回を目安に無理なく行ってください。
まとめ
今回は20代女性の左手の痺れと息苦しさの原因と改善例。セルフケアをお伝えしました。
こういった症状は20〜40代の女性に多く見られますが、放置しておくと症状が悪化し、治るまでに長時間掛かる事もあります。
もし、同じような症状でお悩みの場合はまずはセルフケアを行ってみてください。
セルフケアを3日続けても症状に変化がない場合はご自身で治すことは困難だと思われますので、その時は一度専門家に相談をオススメします。
もし、当院が近くの場合はぜひご相談お待ちしております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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