皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は、寝ているときに急にふくらはぎが痛くなるこむら返りについてご紹介します。
10月に入って一気に秋らしい気候になり、朝晩は少し肌寒く感じるくらいになってきましたね。
このような時期になると、夜中にこむら返りを起こす方が増えてきます。
寝ている時に急にふくらはぎが痛くなるこむら返りは、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
では、なぜこむら返りは起こるのかをご紹介していきます。
こむら返りとは
こむら返りは別の言い方で「足がつる」とも言われます。
そもそも「つる」と言われる状態は、筋肉が突然収縮して強い痛みを伴う状態の事です。
それが「ふくらはぎ」の別名でもある「こむら」に起きた場合、「こむら返り」と言われます。
他の場所で起こった場合は「〇〇がつった」となります。
こむら返りの原因
こむら返りの原因は、大きく分けて以下の4つが挙げられます。
①血行不良
②筋肉の疲労
③筋力低下
④電解質(ミネラル)バランスの乱れ
それぞれについて詳しく解説いたします
①血行不良
ふくらはぎの筋肉は、心臓から遠い部位にあるため、血行が悪くなりやすいです。
血行が悪くなると、筋肉に必要な酸素や栄養が不足してしまい、結果的にこむら返りを引き起こしてしまいます。
②筋肉の疲労
筋肉に疲労が溜まると緊張状態になり、伸び縮みを感じるセンサーが過敏になります。
それが原因で誤作動を起こして必要以上に筋肉を収縮させて、こむら返りになります。
③筋力低下
ふくらはぎの血流を良くするためには、筋力が必要になります。
筋肉には多くの毛細血管が存在していますが、筋肉の量が増えれば血液量も多くなり、血行不良を防ぐ事が出来ます。
逆に、筋力低下が起こると血液量も減少し、こむら返りの原因になります。
④電解質(ミネラル)バランスの乱れ
電解質とは、体内の細胞に含まれているミネラルのことです。
電解質には、筋肉の収縮や弛緩を調節する役割があり、電解質のバランスが乱れると、筋肉の収縮や弛緩がうまくいかなくなります。
電解質のバランスの乱れ→神経伝達に支障→筋肉の伸び縮みのセンサーが誤作動→こむら返り
このような流れがこむら返りの原因となります。
布団が原因となる事も
就寝中の足は爪先が下に下がるような状態になります。
脱力していると自然とそうなるのですが、布団を掛けていると重みで爪先がさらに下がってしまいます。
爪先が下がるとふくらはぎの筋肉は常に収縮した状態になり、その状態で少し足を動かすとこむら返りになりやすくなります。
もし、布団が重たいなと感じるのであれば、軽めの布団を購入することも予防の一つになりますので検討してみてください。
まとめ
今回は寝ている時に急にふくらはぎが痛くなるこむら返りの原因についてご紹介しました。
次回は(治し方編)をご紹介しますので、是非そちらもご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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