こんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は寒い季節に多くなる、首の寝違えに効果的なツボのご紹介をさせて頂きます。
日中の気温も低くなりこれから寝違えになるリスクが高まりますので、是非ご覧ください。
首の寝違えでお困りだった40代女性のお話し
ご予約のお電話にて「今朝から首が痛くて回せないんです」と仰られた40代の女性がご来院されました。
なんでも、朝起きた時から首の違和感を感じていて、その後、子供に呼ばれて振り向いた時に「ピキッ」と痛みが走ってから首が回らなくなったとの事でした。
それでもお仕事があった為、湿布を貼ってなんとか出勤したものの仕事に集中出来ず、早く治さなければと思い夕方にご来院されました。
「過去にも寝違えを経験した事があるけど、いつもは湿布を貼って数日経てば治ってたんです。でも、今回はいつもより痛みが強くて、ちゃんと治療しなければと長引く予感がしました」との事でした。
一通りお話をお聞きした後にお体の状態を把握する為に検査をさせて頂きました。検査では、首の右側に痛みがあり左右両方とも多少動くものの、ほぼ振り向く事ができない状態で、上下の動きも少し出来るが右首に痛みがあると、とても辛そうな表情で仰っていました。
他にも姿勢が悪くなっている事による、バランス崩れも見受けられましたので、これが首への負担が大きくなった原因だと考えられます。
寝違えた時の治療
検査も終わり治療に入りましたが、寝違えの場合はベッドに寝る事も辛いので、まずは少しでも痛みを緩和させる為に、座った状態で寝違えに効果があるツボに鍼で治療を行いました。
鍼治療をした後に首の動きを確かめて頂くと、「さっきより動かしやすいです」と仰いましたので、それから寝て頂いて全身の調整を行って首への負担を軽減させ、最短で治る様に治療させて頂きました。
その後、3日後に来られた時には痛みは半分以下、その1週間後にはほぼ痛みは感じず過ごせる様になられました。
ツボを使った首の寝違えの治し方
今回は治療でツボに鍼をして痛みを緩和させましたが、マッサージでも効果があります。
そこで、首を寝違えた時の応急処置として、2つののツボを紹介させて頂きます。
1、落枕(らくちん)
手の甲側にあります。人差し指と中指の延長線上で、2つの指の骨が交わる所にあります。
その周辺を気持ち良いと感じる所がツボになります。
2、手三里(てさんり)
肘を曲げて出来るシワ写真の様に指を置いて3本分の所にあります。
その周辺を押して、気持ち良いと感じる所がツボになります。
この2つのツボを気持ち良い位の強さでゆっくり20〜30秒程押してみて下さい。
回数は1日に5回までを目処に、やりすぎない様にご注意下さい。
患者さんからあった寝違えた時の質問
治療を終え、ご質問は無いかお尋ねした時に、患者さんから「寝違えた時は痛い所をマッサージしたりストレッチしたりしても良いんですか?」とご質問頂きました。
寝違えた時は炎症が起こっている可能性がありますので、マッサージやストレッチは痛みを増加させる可能性があります。ですので、マッサージやストレッチは辞めておく事が無難です。
もし、痛みが辛い場合は、先ほどご紹介したツボで対処してみて下さいね。
今回はツボを使った首の寝違えの対処法をご紹介しました。
ご紹介した内容はあくまでも応急処置に近いものですので、もし、同じ様な症状でお悩みの方は、近所で信頼出来る治療院に早めに受診される事をお勧めします。
当院が近所であれば、早めにご相談のお電話を頂ければと思います。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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