ChatGPT Image 2025年6月26日 11_32_23

こんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院、院長の森川です。

6月も後半に差し掛かり、蒸し暑い日が続くようになってきましたね。

まだ梅雨明け前ですが、これから本格的な夏に向けて、体の不調が出やすくなる時期でもあります。

この時期、当院にいらっしゃる70代前後の女性の方から、こんなご相談が増えてきます。

「最近クーラーを入れるようになったら、膝の痛みが強くなってきて…」

実は毎年、梅雨〜夏にかけて「膝の痛みが悪化した」というご相談がとても多いのです。
まだ本格的に暑くなる前の今こそ、体を守るための対策を始めるチャンスです。

そこで今回は、夏に膝の痛みが悪化しやすい原因と、自宅で簡単にできる3つの対処法をご紹介します。

暑い季節を少しでも快適に過ごせるよう、ぜひ今から取り入れてみてください。

なぜ梅雨〜夏にかけて膝の痛みが悪化しやすいのか?

夏は「暖かいから膝には良さそう」と思われがちですが、実際には痛みが強くなる方も少なくありません。

その理由は、意外な日常生活の習慣にあります。

①冷房による冷え

この時期から冷房を使い始める方が増えてきます。

特にスーパーや電車、病院の待合室などではかなり冷えることもあります。

冷気は足元に溜まる傾向があり、上半身は暑く感じても、足元は案外冷える事が多いです。
長時間冷気にさらされることで膝まわりの筋肉や関節が冷え、血流が悪くなって痛みが強くなることがあります。

②運動量の減少

梅雨時期は雨が多く、梅雨が明けても猛暑が続くと外出や散歩の機会が減ってしまいます。
この運動不足が筋力の低下を招き、さらに血流も悪化するため、膝関節にかかる負担が増えて痛みを感じやすくなります。

③水分不足

蒸し暑い日が続くと、知らないうちに汗をかき、水分が失われがちに。
体内の水分が減ると、筋肉が柔軟性も失われ、膝のこわばりや痛みを感じやすくなります。

今から始める!夏の膝痛を防ぐ3つの対策

これから梅雨明け、そして猛暑に入っていく前に、膝を守る準備をしておきましょう。
ここでは、70代女性でも無理なく取り組める対策を3つご紹介します。

対策① 冷房対策にサポーターを活用

冷房の冷気から膝を守るには、膝用のサポーターやレッグウォーマーを使うのが効果的です。

・自宅でも冷えると感じたら、膝を軽く覆うだけでも血流を保ちやすくなります。

・就寝時の冷え対策にもおすすめです。

保温のためのサポーターは、マジックテープで留めるものではなく、履くタイプのものを選んでください。

締め付けがきつくない、通気性がよく柔らかい素材のものを選ぶと安心です。

対策② 湯船でしっかり温める

「暑くてお風呂はシャワーだけで済ませてる」という方も多いですが、膝痛予防のためには湯船に浸かることが大切です。

・38〜40℃のぬるめのお湯に10~15分ほど浸かると、膝まわりの血流が良くなり、関節の動きもスムーズになります。

・入浴中に軽く膝を動かすのもおすすめですが、痛みが強いときは無理をしないでください。

入浴後も薄手の長ズボンを履くなどして、冷やさない工夫しましょう。

ただし、のぼせるまで入浴したり、暑さを我慢して熱中症にならないように注意してください。

対策③ 体操をする

外が蒸し暑かったり、雨の日が続くと外出もおっくうになりますよね。
そんな時でも、自宅で軽く動かす習慣をつけるだけで膝への負担が大きく変わります。

そこで次に、無理なく行える運動をご紹介しますので、ぜひお試しください。

自宅で行える膝痛予防の簡単体操3選

①膝伸ばし体操

  1. 椅子に浅く座り、片足を前にまっすぐ伸ばす。
  2. 5秒キープしたら、ゆっくり戻す。
  3. 左右10回ずつ行う。

→ 膝を支える太ももの前の筋肉を鍛え、膝の安定性を高めます。

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②足首の体操

  1. 椅子に座って足裏全体を床につけます。
  2. かかとは床につけたまま、つま先を天井に向かって10回ずつ上げます。

→ 膝下の血流を改善し、むくみや冷えにも効果的です。

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③タオルストレッチ

  1. 椅子に座ったまま片方の膝を伸ばし、その足裏(つま先)にタオルをかける。
  2. タオルを手前に引っ張って膝裏を伸ばして10秒キープ。
  3. 左右3回ずつ繰り返す。

→ 膝裏の筋肉(ハムストリング)をやさしく伸ばすことで、膝の可動域が広がり、動きがスムーズになります。

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まとめ

今回は、夏に膝の痛みが悪化しやすい原因と、自宅で簡単にできる3つの対処法をご紹介しました。

これから梅雨が明けて夏本番に向かうと、冷房を使う機会や運動不足の影響が徐々に膝に現れやすくなります。

だからこそ今のうちに、少しずつ膝を守る習慣を始めることが大切です。

①サポーターなどで膝の冷えを防ぐ

②湯船で膝をじっくり温める

③自宅でできる簡単な体操を習慣にする

こうしたちょっとした取り組みが、夏の膝痛予防につながります。

体に無理なく、毎日の生活に取り入れて、今年の夏も元気に過ごしましょう!

それでも膝の痛みが出る場合は、他の原因も考えられますので、早めに医療機関に受診してください。

当院でも対応可能ですので、近くの方は下記情報をご覧のうえご連絡お待ちしております。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)

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