皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
１１月も後半になり、早い方では少しずつ大掃除に取り掛かっている方もおられると思います。
年末の大掃除は、新年を迎える前に家中を整え、気持ちを新たにする良い機会ですが、同時に腰痛の原因となることもあります。
長時間のしゃがむ作業や重いものを持ち上げることで、ぎっくり腰を発症される方もおられます。
新たな年を迎える時に腰痛で苦しまないために、今回は大掃除前に行う予防のストレッチと掃除中の姿勢についてご紹介いたします。
大掃除中に腰痛を起こしやすい姿勢
大掃除では前屈みの姿勢になる頻度が高くなりますが、この姿勢が腰痛の原因となる事が多いです。
前屈みでは、脚の裏全体の筋肉は伸びて股関節の前の筋肉は縮む必要があります。
これがうまく動かない時に腰への負担が大きくなり、結果的に腰痛の原因となります。
腰痛を予防するためには、この状態をケアする必要があります。
腰痛を予防する姿勢
まずは、腰痛にならない姿勢をとる事が重要となります。
前屈みでの作業をする際は、腰を曲げるのではなく、膝も一緒に曲げて作業を行うようにしましょう。
そうする事で、前屈みでの体の負担を腰だけでなく、脚全体に分散することができます。
また、同時に背中を伸ばしながら行うことも大切ですので、背中も意識してみてください。
腰痛予防のストレッチ
姿勢を意識するだけでも腰痛を予防する効果がありますが、意識が抜けると膝を曲げる事を忘れてしまう事もあるでしょう。
そういった時に腰の痛みを発症させてしまう事がありますので、腰痛を予防するストレッチもご紹介します。
１、脚裏伸ばしのストレッチ
①座った状態で片方の膝を伸ばします。
②伸ばした方のつま先にタオルを引っ掛けて、つま先を手前に引きます。
③脚の裏全体が伸ばされていると感じたら２０〜３０秒ほどキープして終了です
④同じように、もう片方も行ってください。
２、股関節のストレッチ
①立った状態で壁に手をつきます。
②そのまま膝を持ち上げるように、膝と股関節を曲げます。
③曲げた膝を外側に向かってゆっくり回します。
④そのまま回していき、足を降ろして床に足が着いたら終了です。
⑤その運動を左右１０回ずつおこなってください。
※どちらのストレッチも、痛みや違和感がある場合は中止してください。
大掃除後の腰痛ケアについて
どれだけケアをしていても、大掃除のような普段やらない作業をすると腰に違和感が残る場合があります。
大掃除をした日は、お風呂でゆっくりと体を温めることをオススメします。
そうする事で、血液循環が良くなり、筋肉をほぐす効果があります。
そして、いつもより早めに寝ることで、大掃除の疲れをその日のうちに解消させる事が可能となります。
まとめ
今回は大掃除での腰痛を予防する方法についてご紹介しました。
毎年、大掃除をして腰痛になってしまったという方が見受けられます。
特に年末に痛めてしまった場合は、痛みを抱えたまま正月を迎えることになってしまいます。
そうならないためにも、腰痛予防をおこなって大掃除に取り組んでください。
もし、ご自身でのケアだけでは心配な場合は当院でも腰痛ケアが可能です。
腰への負担を減らすことで、腰痛になりにくい体作りをご提案しますので、不安な場合は是非ご連絡ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
（監修：柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥）
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