皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は40代男性のAさんの踵の後ろに出た痛みの原因と、その改善例をご紹介します。
Aさんのかかとの痛みが出た経緯
「3日前から急に右足のかかとの後ろが痛みだして、それがなかなか治らないんです」
そうおっしゃったのは40代男性のAさん。
詳しく痛みが出た経緯を聞いたところ
「仕事が営業職で、3日連続でいつもよりも多く歩いた日があったんです」
「その3日目の夜に、ソファーで座っていて歩こうとした時に急に痛みが走ったんです」
「すぐに治るかなと思って様子を見てたんですが、いつもとちょっと痛みが違うなと思ったんで、一度見てもらおうと思ってきました」
とのことでした。
今回Aさんは
・3日間で普段の倍以上の距離を歩いた
・痛みは3日目の夜から出現
・歩くと痛みが出る
このような状況でした。
かかとの痛みの原因
そこで、かかとを中心に全身の状態を見ていきました。
痛みがある箇所は少し腫れているような状態になっており、炎症が起こっている状態です。
そして、足のチェックをすると扁平足になっていました。
扁平足の状態になると足のクッション性が失われ、足への負担が大きくなります。
今回は仕事で革靴での移動が多く、靴のクッション性もなかったので足の負担はさらに大きかったようでした。
また、Aさんの立った姿勢を確認すると
・右肩下がり
・背骨が左に歪んでいる
・O脚
といった体の歪みがある事も分かりました。
これら体の歪みは扁平足を悪化させる原因にもなるため、全てが悪循環を起こしているような状態でした。
こういった状況がある上で、多く歩いての負担が加わった結果、Aさんのかかとは痛みを引き起こしたと考えられたのです。
今回はかかとの痛みを治しつつ、体の歪みを整えて負担を減らし、また痛みが出ない体つくりをご提案しました。
Aさんはご自身の体の状態を確認されてから、他にも慢性的な腰痛であることもおっしゃいましたので、それも歪みが関係しているとお伝えしました。
かかとの痛みが改善するまで
初回の治療はかかとの炎症を抑えるために、当院にある微弱電流治療機器のニューボックス2という機械を使って患部の治療を行いました。
そして、整体にて体の歪みを整えて最後にテーピングにてかかとの保護を行い、自宅で行えるケアの方法と革靴の中敷を交換した方が良いとお伝えし終了しました。
テーピングの張り替えもあったため、3日後にもう一度来ていただきましたが、その時は痛みが3割ほど軽減したようでした。
その後、3回目には痛みが半分に、4回目には2割くらいといったように順調に回復され、6回目にはほぼ気にならなくなったようでした。
そして、その頃には慢性的に感じていた腰痛も気にならなくなったのです。
Aさんはかかとの痛みが出る以前から、体をいつか痛めるのではないかと不安に思っていたようで、これを機に今では1か月に1回のペースでメンテナンスに通われています。
まとめ
今回は右足のかかとの後ろを痛めた40代男性Aさんの改善例をご紹介しました。
Aさんと同じように、急にかかとの後ろに痛みが出て、なかなか改善しない場合は他に原因があるかもしれません。
同じようなことでお悩みの場合は、一度近くの信頼できる治療院に相談してみてください。
当院が近くの場合は、ぜひご連絡お待ちしております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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