皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。

今回は膝の内側の痛みでお悩みだった70代女性Sさんの体験談をご紹介します。

Sさんと同じように膝の内側が痛いとお悩みの方はお役に立つかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

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「膝を曲げると痛い」とおっしゃった70代女性のお話し

70代女性のSさんが来院されお話しを伺ったところ

「左の膝が痛くて歩く時も引きずってしまうんです」

「階段の昇り降りも痛くて困ってるんです」

と仰いました。

なんでも初めて膝が痛くなったのが60代の頃で、その時に病院で「変形性膝関節症」と診断されそうです。

その時の痛みは湿布や痛み止め薬で治ったそうですが、それから膝の痛みを繰り返されました。

そのたびに病院へ受診されたり他の整骨院に受診されたそうですが、何度も痛みを繰り返すことに不安になっていたそうです。

今回もいつもと同じ左膝の内側に痛みが出てきた事で、友人からの紹介で当院に受診をされました。

「今よりも少しでも不安なく過ごせたら良いんですけどね・・」と落ち込んだような様子でお話しされていました。

膝の内側の痛みの原因

今回の痛みは2週間前にトイレの掃除をしてから感じたそうです。

しゃがんだ姿勢で10分ほど掃除をしたそうですが、その直後からの痛みでした。

掃除の際は膝サポーターをされていたそうですが、それでも予防できなかったとの事でした。

それから現在まで痛みは少しマシになった程度でまだ痛みが残った状態です。

そこで、Sさんの左膝の痛みの原因を探るためにお体を診させて頂きました。

検査で分かったことは

・見比べても左膝が右膝よりも変形している

・左膝の周囲の筋肉の張り

・足首が硬くしゃがむ際に膝が外に向いたり踵が浮きやすくなっている

・股関節も硬く真っ直ぐ曲げにくい

以上のような事がわかりました。

この状態でしゃがんで作業をすると、膝が捻られてしまいます。

膝は捻る動きに弱いため負担が大きくなり、その結果痛みが発生したと考えられました。

膝の内側の痛みの治療

今回は痛みの出ている左膝の周囲に鍼治療を行い、足首と股関節の動きを良くし、体を正しく使えるように整体を行いました。

その場で痛みの変化を感じて頂けたことで、その日の治療は終了し、自宅でできるストレッチをお伝えしました。

その後、5日後に2回目の治療をさせて頂きましたが、痛みは波があるものの少しずつ動きやすくなっていると喜んでいただけました。

結果的には7回目の治療時には階段の昇り降りも楽になった様子でした。

その後は再発させないために月に1回の通院をされています。

膝の内側の痛みを解消させるためにお伝えしたストレッチ法

Sさんには足首の硬さを改善させる為のストレッチをお伝えしました。

このストレッチを続けていただく事でしゃがんだ際の姿勢や歩き方も安定するため、膝の負担を軽減させる事ができます。

もし同じような症状でお悩みの場合は続けてみてください。

・タオルを使ったストレッチ

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タオルをつま先に引っ掛けて、ふくらはぎが引っ張られて気持ちいいと感じるまで手前に引いてください。

お風呂で温まった後にこのストレッチを20秒×2セット毎日行ってみてください。

お風呂上がりで温まった後は体の柔軟性も良いのでより伸ばす事ができます。

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※注意※

上の写真のように足首を捻らないように左右均等に引っ張ってください。

膝が伸び切らない場合は無理せずに伸ばせる範囲で行ってください。

ストレッチで痛みを感じた場合はすぐに中止してください。

まとめ

今回は膝を曲げると内側が痛いと仰った方の体験談をご紹介しました。

同じような症状でお悩みの方はご紹介したストレッチをお試しください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)


 

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