皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は高齢者で膝のサポーターの選び方や注意点などをご紹介いたします。
もし、膝の痛みでお悩みであったり、サポーターの購入をお考えの方は是非最後までご覧ください。
高齢者に多い膝の痛みの原因
膝の痛みの原因として「変形性膝関節症」と言われた方が多いのではないでしょうか?
変形性膝関節症の多くは膝を支える筋肉などの負担が大きくなり、痛みを発生させてしまいます。
変形性膝関節症になる原因として
①加齢
②遺伝
③肥満
④女性ホルモンの減少
⑤O脚
など多くの原因があります。
症状としては「階段の昇り・降りで痛い」「正座ができない」「長い時間歩くと痛い」などを訴えて来られる方が多いです。
そして、サポーターを装着して痛みの対策をされている方も多いように感じます。
ただ、そのサポーターの選び方を間違えてしまうと痛みを悪化させる要因にもなります。
そこで、タイプ別のサポーターの選び方をご紹介します。
膝サポーターの選び方
今回は2つのタイプのサポーターについてご紹介します。
①マジックテープで上下を止めるタイプ
このタイプのサポーターは固定を目的とした役割があります。。
膝の側面に固定具が入っている方が固定力が強く、その固定具が金属製などの硬いものがより強固になります。
このタイプのサポーターは炎症や腫れの強い場合、また何かをキッカケに膝を痛めた直後などの急性期の症状にオススメです。
固定力が強いため、患部の安静が必要な時期に装着する事で回復を早めてくれます。
②すっぽり履くタイプのサポーター
このタイプのサポーターは圧迫や保温などを目的とした役割があります。
ご自身に合ったサイズで圧迫しすぎない、けれども緩すぎない物を選んでください。
急性期のようなひどい痛みではなく、慢性的な痛みの時にこのタイプのサポーターはオススメです。
使用するタイミングとして、いつもより少し痛みが有る時や、お出掛けなどで長い距離を歩く日に使用してください。
また、冬の寒い時期に足元が冷える日には冷えの防止で使ってみてください。
膝サポーターのデメリット
変形性膝関節症の場合、痛みを繰り返すことが多いです。
変形性膝関節症で長年お悩みの方は、痛みの落ち着いている時にもサポーター着用し、痛みの出ないように予防を目的として長期的に装着される方がおられます。
しかし、サポーターを装着することで膝の筋肉が衰えてしまうことがあります。
膝は多くの筋肉によって支えられますが、その支えが衰えてしまうとさらに痛みが出やすい状態になってしまうのです。
そうなってしまえば、ますますサポーターを外すタイミングを失ってしまいます。
サポーターはあくまでも痛みの強い時や普段よりも多く歩くなど負担が多くなる場合に利用し、痛みがない場合はサポーターを外すようにしてください。
そうする事で、膝の痛みが出にくい状態を作ることが可能になります。
サポーターに頼らない体づくりについて
今まで多くの膝の痛みでお困りだった方の治療をさせて頂きましたが、単に膝だけを治療しても良くならない場合が多かったです。
多くの場合、膝だけでなく膝の上下にある足首や股関節、また全身の歪みが膝に悪影響を及ぼしている方が非常に多かったです。
もし、サポーターを着用しても膝の痛みが治らない、あるいはサポーター無しでは生活できないなど長年に渡ってお困りの場合は、近くの信頼できる治療院に一度相談してみてください。
根本的な解決をすることでお悩みが解消するかもしれません。
当院が近くの場合は、いつでもご相談お待ちしております。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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