皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、花粉症での薬が効かない時に行える、鼻水を止める為の対策についてご紹介します。
今回のブログをご覧になることで、
・花粉症で鼻水がなぜ出るのか
・花粉症で鼻水が止まらない時の薬以外の対策法
・薬と併用できる当院での花粉症治療
について知る事が出来ます。
現在、花粉症でお困りの場合は是非最後までご覧ください。
大阪の今年の花粉情報
大阪府では２月中旬あたりからスギ花粉の飛散が開始しました。
２月下旬である今週から飛散量が増えはじめ、３月上旬あたりが飛散のピークとなるようです。
その後は３月中旬から下旬にかけて飛散量が減少する見込みとなっています。
それに変わり、ヒノキ花粉が３月下旬から４月上旬にかけて飛散量が増えていくと予想されています。
大阪では今年の花粉飛散量は去年よりも多く、例年に比べても多い傾向となるようです。
これから晴れの日は飛散量が増えますので、花粉症でお困りの場合はできる限りの対策を行ってください。
なぜ花粉症で鼻水が出るのか
花粉症の症状は色々ありますが、中でも鼻水が出て止まらないとお困りの方は多いのではないでしょうか。
でも、なぜ花粉症で鼻水が出るのか疑問に思ったことはありませんか？
鼻水が出るメカニズムは、免疫システムの過剰な反応によって引き起こされます。
そこで、次に花粉症における鼻水が出る主な理由とメカニズムをご紹介します。
１、花粉の侵入
花粉症の主な原因は、特定の植物の花粉に対する体の過剰な反応です。
花粉は空中に浮遊し、鼻腔や目の粘膜に接触します。
２、免疫反応の開始
花粉が鼻や目の粘膜に侵入すると、体の免疫システムがそれを異物として認識します。
これにより、免疫反応が始まります。
３、ヒスタミンの放出
免疫反応が始まると、特定の細胞（好塩基球やマスト細胞など）がヒスタミンといった化学物質を放出します。
ヒスタミンは血管を拡張させ、粘膜の炎症を引き起こします。
４、粘膜の炎症
ヒスタミンによって引き起こされた粘膜の炎症は、血管の拡張や血管の透過性の亢進をもたらします。
これにより、鼻腔や副鼻腔の血管が拡張し、血管から液体が漏れ出します。
５、鼻水の産生
血管から漏れ出した液体が鼻腔内に溜まり、鼻水として体外に排出されます。
この鼻水には、花粉やその他の異物を体外に排出する役割があります。
このように花粉症において鼻水が出るのは、花粉に対する免疫反応によって引き起こされる炎症反応によるものです。
正確な理解を持つことで、より効果的な対策を立てることができます。
鼻水が止まらない時に行う対策３選
１、鼻を温める
鼻水が止まらない時は、鼻を温めて血流を良くすることで一時的に緩和されます。
鼻を温める際は蒸しタオルを用意し、それを鼻の周囲に当てるようにしてください。
蒸しタオルの温度は温かいと感じる程度でヤケドに気を付けて行いましょう。
２、アロマセラピー
メントールやユーカリのアロマオイルは鼻をスッキリさせる効果があります。
蒸気を吸入することで鼻の通りが良くなり、鼻水を抑えるのに効果的です。
加湿器や蒸気浴などで利用するか、ティッシュペーパーに数滴垂らして鼻をかむことで効果を得られます。
３、ツボ押し
鼻水を止めるのにツボ押しをして止める方法をご紹介します。
①合谷（ごうこく）
手の甲の親指と人差し指の骨が交差する付近にある凹みの所にあります。
やや人差し指側にあり、押すと痛気持ちいい所です。
②孔最（こうさい）
手のひらを前に向けた状態での腕の前面で、肘の外側にある骨から指４本分の所にあります。
抑えると痛気持ちいい所です。
③迎香（げいこう）
小鼻の両脇にある少し凹んだところにあります。
押すと鼻の奥にズーンっといった感覚がある所です。
※ツボ押しの方法※
ツボ押しは一度に１０〜１５秒程度で気持ちいい〜痛気持ちいいくらいの強さ。
１日で５回を限度にして行ってみてください。
薬を飲んでも鼻水が止まらない！そんな方にオススメする当院の治療
花粉症に対する薬は以前に比べてとても効果的で飲みやすい物が増えました。
それでも
「薬を飲んでも症状が出て困る」
「薬を飲むと口が渇く、眠くなってしまう」
「妊娠中で薬が飲めない」
このようにお困りのご相談があります。
当院では、そんな方に対しての星状神経節（せいじょうしんけいせつ）を刺激する治療を行っております。
この治療は論文でも効果が実証されているものになります。
その論文がコチラ↓
鼻アレルギーに対する星状神経節刺鍼の効果
治療は鍼または電気治療器にて行います。
もちろん、薬を併用しながら治療を行うことも可能です。
１回の治療で効果を感じる方もおられますが、個人差があります。
多くの場合は４回の治療を目安に行っておりますので、症状にお困りの場合は是非お問い合わせください。
お問い合わせ方法はブログに下部に記載の公式LINEまたはお電話にて受け付けております。
花粉症治療１回３４８０円（税込）
まとめ
今回は花粉症での鼻水が止まらない場合の対策法をご紹介しました。
本格的な花粉シーズンに突入し、お困りの方も多いと思います。
ご紹介した方法を是非お試しいただき、それでも解決しない場合は治療も検討してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
（監修：柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥）
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