皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は手が肩より上に上げられない五十肩でお悩みの方のためにストレッチをご紹介いたします。
五十肩のについての別の記事を過去に投稿しておりますので、そちらも一緒にご覧ください。
腕を上げた時に出る肩の痛みの原因は五十肩?四十肩との違いや治し方とは?
「腕が後ろに回すと痛いから髪を洗うのが大変なんです」と仰った50代女性Tさんの五十肩改善例
ストレッチはいつから始めるべきか
五十肩は痛みが出てからしばらくは炎症を伴います。
炎症がある時にストレッチをする事は、痛みを強めてしまう可能性がありますので炎症が治まってから行ってください。
炎症が取れたかどうかは「ズキズキ」うずく様な痛みがある場合は炎症の痛みである可能性が高いですので、それを目安で行いましょう。
五十肩拘縮期に行うストレッチ
炎症が治まると筋肉の拘縮が起こります。
この時に今回ご紹介するストレッチを行ってください。
ただし拘縮が起こっているこの時期は、大きく腕を動かす事も出来ないと思います。
そこで、今回は500ミリのペットボトルを使ってストレッチをご紹介します。
①水を入れた500ミリのペットボトルを五十肩で痛い方の手で持ち、肩の力を可能な限り抜いてリラックスしたまま20秒止まります。
②次に椅子や机に反対の手を着いて体をやや前傾にして、ペットボトルを左右に振ります。
これを10往復行なってください。
③次に体をさらに前傾して、ペットボトルを左右に振ってください
これも10往復行なってください。
全てのストレッチで肩の力を抜き、体を揺らしてペットボトルを振り子の重りになるように行ってください。
特に②と③は筋力トレーニングではなく、あくまでも肩の筋肉を伸ばすストレッチである事を意識しましょう。(腕を肩から引き離すイメージで行なってください)
※ひどい痛みが伴う場合はすぐに中止してください。
※ペットボトルより重たい物で行わないで下さい。
こちらのストレッチを朝・昼・晩の3回行ってみて下さい。
すぐに効果は出ませんが、継続することで筋肉の拘縮が軽快しますのでお試しください。
次回はこちらのストレッチが少し慣れた後に行えるストレッチをご紹介します。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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