湿布が効かない

皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。

今回は、湿布の効かない頑固な肩こりを解消するために行ってほしい3つの習慣をご紹介させて頂きます。

先日、50代の女性が

「肩こりがひどくて湿布を貼っていたけれど、最近では全く効かなくなってしまった」

と相談に来られました。

これまで肩こりが出るたびに湿布で対処し、一時的には楽になっていたものの、徐々に湿布の効果を感じなくなり、ついには常に肩が重たく感じるようになってしまったそうです。

「肩こりくらいで治療院に行くのは大げさかな…」

と長い間放置していたとのことですが、肩こりがひどくなり日常生活に支障を来すようになったそうです。

このブログをご覧の皆さんも、同じように肩こりに悩んでいる事でしょう。

この方と同じように「湿布で肩こりを誤魔化してきたけど効かなくなってしまった」という場合は、ぜひこのブログを最後までご覧ください。

肩こりはもはや国民病?データで見る肩こりの実態

肩こりは「国民病」と言われるほど、非常に多くの方が自覚する症状になります。

厚生労働省の調査によると、肩こりは国民が抱える身体的な不調の中で常に上位に位置しており、特に50代以降の女性に多く見られます。

実際、肩こりに悩んでいる50代女性の割合は、およそ70%に上るというデータもあります。

さらに、肩こりは仕事のパフォーマンスや日常生活の質を大きく下げる要因の一つです。

慢性的な肩こりを放置していると、肩だけでなく頭痛や腰痛、さらには全身の倦怠感につながることもあります。

このように、肩こりにお悩みの方は、非常に多いのです。

では、肩こりはなぜ国民病と言われるほど自覚する方が多いのでしょうか。

それは、生活習慣が原因となっている事が非常に多いのです。

多くの方が行っている肩こり習慣とは?

肩こりの原因はさまざまですが、日常生活の中に肩こりを引き起こす習慣が潜んでいることが多いです。

以下のような習慣がないか、ぜひ確認してみてください。

1、長時間同じ姿勢を続ける
デスクワークやスマートフォンを長時間使用する事は姿勢の悪化につながります。

他にも、テレビでドラマや映画、スポーツ視聴など集中して見るようなものは、長時間同じ姿勢が続いてしまいます。

そのような状態では、肩周りの筋肉が緊張し、血行が悪くなります。

同じ姿勢を保つことで筋肉が固まり、肩こりが慢性化することもあります。

2、運動不足
日常生活での動きは、決まった動きが多く、使う筋肉も限られてしまいます。

そうすると使わない筋肉は硬くなり、その周辺の血行が悪くなってしまいます。

多くの場合、日常生活では肩周りの筋肉を動かすということは少ないので、肩こりを感じてしまうのです。

3、ストレス
精神的なストレスが、無意識に肩や首の筋肉を緊張させます。

仕事や家庭のストレスで気が付かないうちに肩がガチガチになっていることはありませんか?

これらの習慣が続くことで、肩こりが悪化してしまうことが多いです。

さらに、ストレスを感じた時に働く「交感神経」は興奮状態を引き起こすため、体に力が入りやすくなります。

それだけではなく、血管を収縮させる作用もあるため、血行を悪くしてしまうのです。


このような生活習慣に共通するのは、筋肉が硬くなる・血行不良になるというところです。

実は、これらを解消することで、肩こりが大幅に緩和されます。

特に血行不良が起こると、体の回復に必要な栄養や酸素が届きにくくなってしまいます。

それらを解消するために、ご紹介する解消ルーティーンを意識してみてください。

少しの意識で肩こりを緩和させる解消ルーティーン

肩こりは日常生活の中で少し意識するだけで、予防や緩和が可能です。

ここでは、肩こりを解消するために実践してほしい3つのルーティーンをご紹介します。

1、同じ姿勢を続けない
長時間の同じ姿勢が肩こりを引き起こす大きな要因です。

デスクワークやテレビを観ている時でも、30分に1度は立ち上がり、軽いストレッチや背伸びをすることを心がけましょう。

これらを行うことで、体に刺激が入り、血行の改善に役立ちます。

2、水分補給をこまめに行う
筋肉には水分が不可欠です。

水分を保持することで、筋肉が柔軟に保たれます。

水分が不足した筋肉はビーフジャーキーのような硬くて切れやすい状態になるのです。

意識してこまめに水分を摂るようにしましょう。

水分補給はまとめて一気に多く飲むのではなく、15〜30分ごとに一口程度でも良いので飲むようにしてください。

3、座り方を意識する

座った時の姿勢を意識する事も肩こりを緩和させるためには大切になります。

ポイントはお尻の骨(坐骨)で座ることです。

お尻の骨で座る方法は

①椅子に座った状態から写真のように膝に手をついて少しお尻を浮かせます。

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②そのままの状態で椅子にストンと座る。

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③座った時に椅子の座面にお尻の骨が当たる感触があるので、その状態で座るようにしましょう。

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お尻の骨で座ることで、背筋が伸ばされると思います。

長時間座っていると姿勢が崩れてしまいますので、30分に一度リセットする感覚で行ってみてください。

血行不良の原因となる体の〇〇について

ご紹介した方法を試しても肩こりがなかなか改善されない場合があります。

この場合、あることが原因で血行不良が起きている事があります。

それは体の歪みによるものです。

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体の歪みがあることで、血管が折れたり捻れたりしてしまうのです。

ホースで水をまく際に、ホースが折れたり捻れたりしていると水の出が悪くなりますよね?

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それが血管でも起こってしまうのです。

その様な事が原因であれば、ご自身で改善させる事は難しくなります。

もし肩こりの変化が見られない場合は、体の歪みを改善できる近くの信頼できる治療院に相談してみてください。

まとめ

湿布が効かない肩こりに悩んでいる方は、単に一時的な対策ではなく、日常生活の中での習慣改善やこまめなケアが必要です。

今回ご紹介した解消ルーティーンは、誰でも簡単に取り組むことができる方法ばかりです。

もし、湿布で肩こりが改善しないと感じているなら、ぜひこれらの対策を試してみてください。

そして、それでも改善しない場合は、治療院に相談するようにしましょう。

当院が近くの場合は、お問合せお待ちしております。

問い合わせ方法は下記に記載の公式LINEに登録後メッセージを送信して頂くか、お電話にてお待ちしております。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)

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