皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。

今回は夏の終わりに起こる体のだるさや眠気を呼吸で解消する方法をご紹介します。

まだまだ気温が高い日が続きますが、セミの鳴き声は無くなり赤トンボが飛ぶなど、少しずつ夏の終わりから秋の始まりが伺えるようになりました。

こういった季節の変わり目には体の不調を訴える方が増えてきます。

しかし、正しい呼吸法を取り入れることで、このような体調不良を軽減することができます。

ここでは、夏の終わりの体のだるさや眠気を呼吸で解消する方法を紹介します。

夏の終わりのだるさ・眠気を呼吸で改善.001

夏の終わりに体がだるくなる原因

1. 気温の変化と体の適応

夏から秋へと季節の変わり目に差し掛かると朝晩の気温の変化や日中の湿度なども変化します。

気温や湿度の変化が起こり、体がこれに適応しようとするため、疲労感が生じることがあります。

体温調節やエネルギーの使い方が変化するため、疲れを感じやすくなります。

2. 日照時間の変化

夏の終わりになると、日の長さが短くなってきた事に気付きやすいのではないでしょうか。

これによって体内時計が調整され、生体リズムが変化します。

日照時間の変化に適応するため、体が疲れを感じることがあります。

3. 活動の変化

盆休みや夏休みが終わり、仕事や学業が本格化する季節でもあります。

季節の変わり目には新たなスケジュールやルーティンに適応する必要があり、これによって疲労感が生じることがあります。

4. 睡眠の乱れ

夏の季節は夜更かしやイベントが多く、睡眠時間が短くなることがあります。

夏の終わりや秋の初めは、これらの睡眠不足が蓄積し疲れや眠気を引き起こすことがあります。

これらの要因が組み合わさることで、夏の終わりの時期に体が疲れやすく感じることがあります。

体調を整えるためには、十分な睡眠、バランスの取れた食事、ストレスの管理、適切な休息などを心がけることが重要です。

そして、その時に呼吸を意識することで、さらに効率よく体調を整えることができます。

夏の終わりの体のだるさや眠気を解消する呼吸法

呼吸は1日でおよそ2万回ほどすると言われています。

普段何気なくやっている呼吸ですが、自然と呼吸が浅くなっている場合があり、その状態が続くと1日での酸素の取り込み量が大きく変わってきます。

酸素が不足する事で、体のだるさや眠気といった症状が現れますので、いかに普段の呼吸が浅くならないようにする事が大事なのかお分かり頂けると思います。

そこで、今回は体のだるさや眠気を解消させるための呼吸についてご紹介します。

普段の呼吸を深くする方法

・姿勢を意識する

姿勢が猫背のように丸くなると空気を吸う量がとても少なくなります。

体を丸めた状態で空気を吸ってもらうと分かりやすいと思うので実際にやってみてください。

そして、吐く力も弱く、体から排出される二酸化炭素が吐ききれずに体内に多く残ってしまいます。

姿勢を真っ直ぐするように意識して、普段の呼吸を改善してみてください。

・筋肉をストレッチする

呼吸をする時には筋肉を使い、吸ったり吐いたりを行います。

呼吸に使う筋肉が硬い場合、筋肉がうまく働かないため呼吸が浅くなってしまいます。

そこで、筋肉をストレッチして呼吸の改善を行いましょう。

首のストレッチ(右首のストレッチを行う場合)

①左手で頭の右側を押さえます

②そのまま左手で誘導するように頭を左に倒していきます

③首の右側に張りを感じたらそこで20〜30秒キープして終了

④左の首も同じように行ってください

※手に痺れが出る方やストレッチで痛みがある方は中止し、次のストレッチを代わりにやってください※

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首を上・中・下と3等分に分けて、手の指の腹で撫でるようにさすってください(強い力で行わないでください)

左右同じように行って終了です

胸のストレッチ

鎖骨の下を内・中・外と3等分に分けて、手の指の腹で撫でるようにさすってください(強い力で行わないでください)

左右同じように行って終了です

深呼吸を行う

頻繁に深呼吸をすることは難しいですが、疲れや眠気を感じた時や寝る前などに意識して深呼吸を行ってください

深呼吸の方法

鼻から吸って口を少し開いてゆっくりと空気を吐き出していきます。

吸う時間が1に対して、吐く時間は2の割合でゆっくりを意識して吐いてください。

ゆっくりリラックスした状態で行うと、より効果的です。

それでも体のだるさや眠気が解消されない場合は

今回ご紹介した方法を行っても体のだるさや眠気が解消されない場合があります。

そんな方は体の歪みが原因となって姿勢不良を起こしている場合があります。

体が歪んでしまうと姿勢を正しく保つことが難しくなる為、呼吸が浅い状態が続いてしまいます。

また、自律神経にも影響を及ぼすため体のだるさや眠気が継続してしまいます。

なかなか改善されない場合は体の歪みを整える整体治療をお試しください

まとめ

今回は夏の終わりの体のだるさや眠いを解消する呼吸についてご紹介しました。

9月も残暑が厳しいと言われておりますが、少しずつ気候は変動していきます。

なかなか気付きにくいですが、体の負担が大きくなる時期ですので、今回ご紹介した呼吸を一度意識してみてください。

それでも体のだるさや眠気が続く場合は、当院にて整体をおこなっておりますので、一度ご相談ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)

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