皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。

今回は反り腰がなぜ腰痛の原因となるのかとそれの対処法をご紹介します。

腰痛は多くの人にとって身近な問題であり、その原因はさまざまです。

その中でも、反り腰が腰痛の原因となることがあります。

この記事では、なぜ反り腰が腰痛の原因になるのかに焦点を当て、腰痛を改善するためのストレッチを詳しくご紹介します。

反り腰ストレッチ.001

反り腰で腰痛が起こる原因

背骨は図のように首の部分を頸椎(けいつい)・胸の部分を胸椎(きょうつい)・腰の部分を腰椎(ようつい)と大まかに3つに分かれます。

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そして、横から見ると頸椎と腰椎では前にカーブし、胸椎で後ろにカーブするS字型の構造になっています。

反り腰とは、この腰椎の前のカーブがより強くなった状態のことをいいます。

過度にカーブしてしまった状態は、日常的に常に腰を後ろに反らせていることと同じ状態です。

このような状態が腰痛の原因となってしまうのです。

なぜ反り腰になるのか

反り腰の原因の一つに「大腰筋(だいようきん)」と呼ばれる筋肉が関係しています。

この大腰筋が硬くなることで腰椎が前に引っ張られ、反り腰となってしまいます。

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反り腰チェック

ご自身が反り腰なのかをチェックする方法があります。

①壁にかかと・お尻・背中・後頭部が着くように立ちます

②腰と壁の隙間に手を滑らせるように入れてください。

反り腰チェックの姿勢

反り腰チェックの姿勢

③この時、隙間に手を入れても余裕がある場合は反り腰の可能性が高いです

反り腰を改善するストレッチとアプローチ

今回は、反り腰の原因となる大腰筋のストレッチをご紹介します。

(右のストレッチをやる場合)

①左足を前に出し、右足は後ろに引きます

②右足を外側に45°の角度で捻ります

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③上半身は丸くならないように起こしたまま、ゆっくりと左膝を曲げます

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④右の太ももの付け根あたりが伸ばされていると感じたら、そのまま20〜30秒キープしてください

⑤反対も同じように行って終了です

※ストレッチ中に痛みを感じた場合は無理せずに中止してください

※壁に手をついて行なうことで、上半身が丸くならないようにコントロールできます。

※朝・昼・晩の1日3回を目安に行ってください

まとめ

今回は反り腰がなぜ腰痛の原因となるのかと、それの対処法をご紹介しました。

反り腰はご自身では気付きにくいですが、慢性的な腰痛の原因となってしまいます。

もし、腰痛でお悩みの場合はセルフチェックにて一度確認してみてください。

そして、反り腰の疑いがある場合は、ご紹介したストレッチにて一度ケアしてみてください。

それでも腰痛が良くならない場合は、一度専門家に相談する必要があります。

近くの信頼できる治療院へ相談しましょう。

当院でも反り腰による慢性的な腰痛でお悩みの方が多くご来院されますので、安心してご相談ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)

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