皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は、腰痛で姿勢が丸くなってしまった母親の姿勢の治し方についてご紹介したいと思います。
先日、50代の患者さんから
「母親の背中が段々丸くなってきてて、、背中を伸ばすようによく言ってるんですけど、腰も痛いからか姿勢が悪くなる一方なんです」
という相談を受けました。
背中が丸くなって腰が痛く、段々歩くこともしんどそうな様子を見ては「もっと背中伸ばさなアカンやん」と声掛けしてしまうとのこと。
この方と同じように、当院でも腰痛で背中が伸ばせなくなっている高齢の方は来られます。
「背中を伸ばしたいけどしんどくなってすぐに曲がってしまう」このように仰る方が多いです。
そういった場合、当院ではある事をしてくださいとお伝えするようにしています。
そこで、まずはそのお伝えしている内容からご紹介させていただきます。
腰痛持ちでも背筋を伸ばしやすくする方法
「もっと背中伸ばさなアカンやん」ついつい言いたくなってしまいますよね。
しかし、多くの方は伸ばしたくても伸ばせない状態になってしまっているのです。
そこで当院では、背筋を伸ばすために1つだけやって頂いていることがあります。
それは、
『両足のつま先を前に向ける』
たったこれだけです。
本当にこれだけ?と思われるかもしれませんが、これにはしっかりとした理由があります。
姿勢が悪いと体に起こること
姿勢が悪いと骨格が歪んでしまいます。
そして、その歪みが続くとそれが定着し、姿勢が悪い状態が身に付いてしまいます。
では、どのような歪み方をするのでしょうか?
高齢者の多くは
つま先が外を向く。
↓
膝が外に向いてしまい、いわゆるO脚の状態になる。
↓
骨盤が開く、後ろに倒れる(後傾)。
↓
骨盤が後傾していることで、背骨は丸く(猫背)なってしまう。
このように1カ所が悪い状態になると、それが他の部分にも影響して悪い連鎖を作ってしまうのです。
この悪い連鎖が起こるため、背中を真っ直ぐにするように言っても、真っ直ぐをキープできなくなっているのです。
足から全身を整える
ただ、今回ご紹介した方法も足の1カ所だけを意識させるものになります。
1カ所だけ良くしても良くならないのでは?と思われるのではないでしょうか?
実は、足は地面に接する体の基礎になります。
その基礎から安定させるだけで、体全体は安定させるように変化します。
今回ご紹介した方法は、それを利用した方法になります。
もし、お母さんの姿勢を良くさせたいなと思われた方は、是非つま先を前に向けるように教えてあげてください。
つま先を前に向ける時の注意点
この方法を行うときに、注意して欲しい事があります。
つま先を前に向けようとすると、つま先を床に引っ掛けてしまう事があり、転倒してしまう場合があります。
つま先を引っ掛けて転倒してしまわない為に、歩く際は足を上げるように気を付けてください。
また、つま先を真っ直ぐしだすと、体のどこかに痛みが出る可能性があります。
最初のうちは、少しの時間だけやるようにし、少しずつ体に慣れさせるようにしてください。
まとめ
今回は腰痛で姿勢が悪くなってしまった場合の姿勢の治し方についてご紹介しました。
最近お母さんの姿勢が悪くなってきたなと感じているのであれば、今回ご紹介した方法を是非お試しください。
姿勢が良くなれば腰痛も緩和するかもしれませんよ。
それでも思うように姿勢が良くならないと感じるのであれば、信頼できる整骨院などの医療機関に相談してみてください。
当院が近くの場合は、ぜひお待ちしております。
相談方法は公式LINEに登録後、メッセージをして頂くか、お電話にてお待ちしております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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