皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は春先に増えてくる後頭部やこめかみを締め付けられるような頭痛についてご紹介します。
もし、春に起こる頭痛でお悩みの方は、最後までご覧ください。
春に起こる後頭部やこめかみが締め付けられるような頭痛の正体とは
季節の変わり目である春先には頭痛でお困りの方が多く来院されます。
来院される方の多くは、後頭部や頭全体がギューっと締め付けられるような痛さを訴えられます。
このような頭痛は「緊張型頭痛」と呼ばれるものになります。
緊張型頭痛は肩や首の筋肉が硬くなる事で血流が悪くなり、神経が刺激されて発症します。
この緊張型頭痛が春先に増える要因として
・新生活や生活の変化でのストレスや睡眠不足
・季節の変わり目に順応するために体が疲れやすくなる
・送別会や歓迎会などによる暴飲暴食
など、体調が回復しにくい状態が続く事で肩や首のこりが解消されず、その結果、頭痛になってしまいます。
これと似たような頭痛で「片頭痛」と言われるものもあります。
緊張型頭痛と片頭痛は混同されがちですが、内容は大きく異なりますので、その違いをご紹介します。
緊張型頭痛と片頭痛との違い
片頭痛(偏頭痛):後頭部や頭の片側がズキズキと痛み、嘔吐や吐き気が伴うのが特徴です。目の前がチカチカするような症状もあります。
仕事で常に緊張が続いた場合、休日にホッとした緊張が緩んだ時に、それがきっかけ起こる事があります。
血管が拡張して神経を圧迫した時に起こるとされており、対処法は痛い所を冷やしたりゆっくりと落ち着いた場所で安静にすると軽快していきます。
頭痛と一緒にこれらの症状が見られる時は、すぐに病院へ行きましょう
発熱、首が動かせない、吐き気・嘔吐が続く、手や足の麻痺、視界や視野が悪くなる、ろれつが回らない、めまいなどの症状が伴う場合、病気による頭痛の可能性があります。
このような場合は単なる頭痛とご自身で判断せずに、すぐに病院へ行きましょう。
後頭部やこめかみを締め付けられる頭痛を解消する方法
・肩や首まわりを温める
緊張型頭痛の場合、筋肉のコリを和らげる事で痛みが緩和されます。
すぐに出来る方法として火傷しない程度のお湯でタオルを濡らしてから絞ってホットタオルを用意します。
それを首や肩に当てて温めてください。
また、お風呂で全身浴をする事で全身の血流を改善させるとより効果的になります。
・ストレッチ
首の後ろのストレッチ
①座って両手を組み、後頭部に当てます
②そのまま手で頭を目に倒していき、首の後ろが引っ張られる所で止めます
③そのまま20秒をキープしたら元に戻し終了です
首の横と肩のストレッチ
①座って片手で頭の反対側に手を当てます
②そのまま手で頭をゆっくり倒していき、首の横から肩に掛けて引っ張られる所で止めます
③そのまま20秒をキープしたら元に戻して終了です
※それぞれ一度に2セット行い、それを朝・昼・晩に行なってください。
※ストレッチが痛い場合は無理せずに中止してください。
緊張型頭痛を根本的に解決する方法
緊張型頭痛で来院される方には「体の歪み」が共通してみられます。
頭痛でお悩みの方の体は、肩や首に負担が掛かりやすいような歪み方をしているため、頭痛が習慣付いてしまっている方がほとんどです。
また、歪みがあることで全身の血流も悪くなり、疲労が取れにくくなってしまっています。
これらを解決することで、頭痛から解放されるかもしれません。
もし頭痛が習慣付いている方は、歪みを整える整体をお試しください。
まとめ
春先は環境や気候の変化など、頭痛をはじめ体の不調が出やすい時期になります。
体の不調が出る前に
・早めに寝てゆっくり休む
・栄養バランスの良い食事
・適度に運動する
などを意識して過ごすようにしてください。
そして頭痛になった際はご紹介した方法で対応してみてください。
もし、それでも解決しない場合は近くの治療院に相談しましょう。
当院が近くの場合はお気軽にご相談くださいね。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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