皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は前回お話しした脛の内側の痛みに対しての対処法をご紹介します。
前回のブログをまだご覧になってない方は、是非そちらもご覧ください。
脛(すね)の内側が痛いと仰った40代男性。原因は最近始めたランニング?
脛(すね)の内側の痛みで気をつける事
すねの内側が痛い場合、まずは「疲労骨折」の可能性がないかを確認する必要があります。
疲労骨折の場合、今からお伝えする対処法では痛みを悪化させることがありますので、行わないようにしてください。
疲労骨折のチェックポイントとして
①指で痛みの箇所を押した時に、ピンポイントで激痛があれば疲労骨折の可能性があります。
②歩行中、足を着いた時に激痛がある場合は疲労骨折の可能性があります。
この2つのうちのどちらかに当てはまる場合は、病院の診察を受けてください。
すねの内側の痛みの対処法
ランナーによくあるすねの内側の痛みは「シンスプリント」と呼ばれるケガになっている事が多いです。
シンスプリントとはすねの骨の表面にある骨膜と呼ばれるものに炎症が起こった状態です。
この状態で走り続けると痛みでフォームが崩れてしまうだけでなく、最悪の場合は疲労骨折になる恐れもありますので早めに対処するようにしてください。
①アイシング
すねの内側が痛みだしたら炎症が起こっている可能性があります。
その場合まずはアイシングを行ってみてください。
氷の入れたビニール袋に少量の水を加え、それを痛みのある箇所に5分ほど当てて冷やしてください。
ただし、冷たさを我慢しすぎると凍傷になる恐れもありますので、冷たすぎる場合はタオルなどを間に挟んでください。
1日4回を目安で痛みのある時にやってみてください。
②ストレッチ
シンスプリントの場合、原因となる筋肉がいくつかありますが、今回はその中でも足裏とふくらはぎの筋肉のストレッチをご紹介します。
・足裏ストレッチ(右足の場合)
1、写真のように痛い方の足(右足)をもう片方の膝の上(左膝の上)に乗せます
2、足首を痛くない側の手(左手)で持ち、固定させます
3、痛い側の手(右手)で足の指を反るようにして足裏を伸ばします
4、そのまま20秒キープして終了
・ふくらはぎストレッチ
1、フェイスタオルまたはバスタオルを用意します
2、痛い方の足の膝を伸ばした状態でつま先にタオルを引っかけます
3、そのままタオルを手前に引っ張り、ふくらはぎの筋肉が伸ばす
4、そのまま20秒キープして終了
どちらのストレッチも無理をせずに行ってください
③セルフマッサージ
血液循環を良くするイメージで行ってみてください。
1、内側のくるぶしの少し上を押さえます。押さえるポイントはすねの骨の際で軽い強さで押します。
2、押したまま上に向かって血液を流すイメージで5秒かけて膝の下の止まるところまでマッサージしてください。
3、膝下まで行ったら1に戻りもう一度同じことを繰り返します。5回行ったら終了です。
ポイントは強く押さえるのではなく、皮膚が少し凹むくらいの強さで行ってください。
マッサージオイルやボディーオイルなどを使用すると滑りやすくやりやすいですよ。
まとめ
今回はすねの内側のケガであるシンスプリントの対処法についてご紹介しました。
ランナーはもちろんですが、成長期で運動をしている方や普段からよく動くという方もなりやすいケガです。
すねの内側の痛みでお困りの場合は一度行ってみてください。
もし、この方法でも改善しない場合は近くの信頼できる治療院へ行かれることをお勧めします。
当院が近くの場合は、お気軽にご相談だけでもお待ちしております。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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