皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は外反母趾について原因や自分でできる治し方などをご紹介します。
外反母趾のセルフチェック
まずはご自身が外反母趾なのかをセルフチェックしてみましょう
イラストの左が外反母趾で右が正常な足です。
右の足のように赤線の部分(足の内側)を見た時に一直線になっているものが正常な足です。
ご自身の足を見た時に、少しでも親指が一直線上から外れている場合は外反母趾の可能性があります。
セルフチェックで外反母趾をチェックしてみて下さいね。
外反母趾の原因とは
外反母趾の原因として靴の選び方はとても重要になります。
よく、「若い時に先の細いヒールの高い靴を履いていたから外反母趾になった」とお聞きしますが、これ以外にも普段からサイズの大きな靴を履いていることやサンダル・パンプスを履く事が多いと外反母趾を引き起こす可能性があるのです。
これらに共通している事は、足の甲の部分を締め付ける力が弱いことにあります。
また、靴の中でも足が不安定になり、余計な力が足に入ってしまうことも原因の一つです。
イラストのように足は片足で26個の骨(種子骨は除く)から構成されています。
この中で、「舟状骨(しゅうじょうこつ)」と「立方骨(りっぽうこつ)」という骨が下に落ちてくると骨の配列が崩れ、外反母趾になってしまいます。
そして、足の甲の部分の締め付けが弱くなると2つの骨が下に落ちやすくなってしまうのです。
外反母趾を自分で簡単に治す方法とは?
では外反母趾を自分で治す方法とは一体なんでしょうか?
それは靴ひものある靴を履く。
そして履く時に甲の部分の靴ひもを毎回しっかり締めて履く。
これを日頃から習慣づけて下さい。
毎回となると面倒だとは思いますが、とても大事ですし誰でも行える簡単な方法ですのでぜひ行ってみて下さい。
ただし、骨がそもそも変形してしまっている場合や重度のものは緩和させる程度になりますので、それらの方は専門家への相談が必要になります。
外反母趾改善でやってはいけない事
外反母趾を治そうと色々試されている事をお聞きすることがあります。
よく聞くのがご自身で足の指を開くために手の指で引っ張って伸ばそうとする方法やテーピングで無理に引っ張って真っ直ぐにしようとする方がおられます。
曲がった指を治したい気持ちは分かりますが、外反母趾の原因は説明したように「舟状骨」と「立方骨」が下に落ちてしまった事にあります。
ですので指を引っ張っても、それは無理な力を加えるだけで逆に痛みが強くなる場合もありますので、そのような事はしないでください。
また、そのような指導をされる専門家にもご注意ください。
まとめ
・外反母趾の原因は「舟状骨」と「立方骨」が下に落ちたこと
・靴選びは外反母趾に大きく影響する
・靴ひもを毎回しっかり締める事が大事
今回は外反母趾の原因と自分でできる治し方についてご紹介しました。
外反母趾は骨の変形が起こる前に治していく事が理想的ですので、まずはセルフチェックを行い、外反母趾だった場合は靴の選び方と履き方から見直してみて下さい。
そして早めに専門家にご相談ください。
当院が近くの場合はぜひご連絡お待ちしております。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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