皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。

今回は脛(すね)の内側の痛みでお悩みだった40代男性Sさんの体験談をご紹介します。

ランニングを開始してから脛の内側が痛くなるまでのお話し

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40代男性のSさんは学生時代に陸上部で長距離の選手をされていました。

選手時代は大きなケガもなく高校を卒業とともに選手も引退されたそうです。

ただ、それからも趣味としてランニングを続け、週末は5キロほどを走っていました。

30代になる前から仕事が忙しくなった事と、結婚や子供が生まれた事で徐々にランニングをする頻度が少なくなり、30代前半頃にはランニングをする事は辞めたそうです。

そんな中、会社の健康診断の血液検査の数値で引っ掛かった事や、同僚がランニングを開始した事を知り、少し運動をしなければと思った事がきっかけで10年振りにランニングを再開されたのです。

ブランクがあるので無理せずやろうと思っていたSさんですが、いざ走り出すと昔のイメージがあったため、少し無理をしていたとの事でした。

週に3日ほど走っていたそうですが、1ヶ月ほど経過した頃に右の脛の内側が痛みだしました。

すぐに治るだろうと気にしていなかったのですが、だんだん痛みが強くなった事で、このまま放っておいても治らないと思ったSさんは近所にある当院に来られました。

すねの内側の痛みの原因

Sさんが痛いと仰った部分が図の辺りでした。

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その時の状態は歩く時にも痛みがあり、すねの内側を押さえると痛みが有りました。

そして立った状態の姿勢を確認した時に、足のふくらはぎに対してかかとが外に歪む回内足(かいないそく)という状態になっていました。

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これがある時は普通に立った状態でも足の内側が常に引っ張られる状態になってしまうので、すねの内側を痛めた原因はこれだと推測されました。

他にも膝や股関節、そして上半身とお体の歪みがあったため、その状態を確認して頂きました。

お体の現状を説明させていただいた後にSさんは

「実は半年後にフルマラソンを走る予定なんですが大丈夫ですか?」と仰りました。

同僚の方とランニングを開始した事を話しているうちに、何か目標を立ててやろうということになり、半年後のマラソンに申し込みされたのです。

せっかく立てた計画でしたので、マラソンを完走できるように治療計画をご提案させて頂きました。

治療

今回のSさんの治療は

・患部に対して針と当院にある微弱電流治療器のNEUBOXⅡを使用して痛みの箇所への治療

・回内足も含めた全身の歪みを整え、脛の内側への負担を軽減

・テーピングによる患部への負担軽減

・自宅でのセルフケアとランニングを2週間休む事を説明

を行い、初回の治療を終えました。

その後、1ヶ月目は週に1回の治療を行いましたが、結果的には2回目の治療を終えた頃には痛みが半減され、それからテーピングを着用した状態で軽めのランニングを再開して頂きました。

その後2週間に1度の治療を行いつつ少しずつ走る距離を伸ばしていき、4ヶ月目にはハーフマラソンの距離を走る事ができ、半年後のマラソンも無事完走されました。

今でもランニングを続けつつ、お体のケアも継続されております。

そして、健康診断の数値も正常に回復されたそうです。

まとめ

今回はランニングですねの内側が痛くなった方の体験談をご紹介しました。

すねの内側の痛みがある場合はまず踵の歪みをチェックしてみて下さい。

そして、回内足の場合は早めの治療をおすすめします。

次回はすねの内側が痛い時のセルフケアをご紹介します。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)


 

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