皆さん、こんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院、院長の森川です。
今回は、テニス肘でお悩みの方に向けて、痛みを悪化させる可能性のある3つのNG行動についてご紹介します。
テニス肘は、正式には「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」と呼ばれる疾患です。
テニスのバックハンドスイングで痛みが発生しやすいため「テニス肘」と呼ばれるようになりました。
しかし、テニスをしていない方でも、腕を頻繁に使うスポーツや仕事、家事などで発症する可能性があります。
そこでまずは、テニス肘のリスクを高める日常動作についてお伝えします。
テニス肘のリスクを高める日常動作
- パソコン作業やデスクワーク
長時間のタイピングやマウス操作は、手首や前腕の筋肉に過度の負担をかけ、テニス肘を誘発することがあります。特に手首を頻繁に動かす作業が多い場合、負担が蓄積しやすくなります。 - 重いものを持ち上げる動作
重い物を持ち上げるとき、前腕の筋肉に強い負荷がかかります。特に手のひらを下に向けて持ち上げる動作は、テニス肘のリスクを高めます。 - 繰り返しの動作
ペンキ塗りやドライバーの使用、料理中の包丁の使用など、繰り返し行う動作もテニス肘の原因となります。これらの動作は、前腕の筋肉や腱に負担をかけ、肘の外側に炎症や痛みを引き起こす可能性があります。 - ガーデニングや家事
掃除、洗濯、庭仕事など、手を使う日常的な作業もテニス肘を誘発する可能性があります。特に家具や植木鉢などの重い物を持ち上げたり、拭き掃除や掃除機の操作など、同じ動作を繰り返す作業はリスクが高くなります。 - スマートフォンやタブレットの長時間使用
長時間スマートフォンやタブレットを使用することも、手首や前腕の筋肉に負担をかけ、テニス肘を引き起こす原因となります。片手で操作することが多い場合は、特に注意が必要です。
これらの動作は、テニス肘の発症や悪化の原因となります。
もしテニス肘でお悩みの場合は、これらの動作を避けるよう工夫してみてください。
テニス肘を悪化させるNG行動3選
テニス肘でお悩みの方は、セルフケアを行う方も多いでしょう。
しかし、良かれと思って行っていたことが、実は悪化させる原因になる場合もあります。
以下のNG行動をしていないか確認してみてください。
- 患部のマッサージ
肘の外側が痛むとき、痛みを和らげようと患部をマッサージする方が多いかもしれません。しかし、マッサージは一時的に痛みを和らげることがあっても、痛んでいる筋肉や腱にさらなる負担をかけ、炎症を悪化させる可能性があります。 - 炎症期のストレッチ
患部にズキズキするような痛みがあるときは、炎症が起こっている可能性があります。炎症期にストレッチを行うと、炎症を悪化させ、痛みを増す原因になります。ストレッチを行う際は、痛みが落ち着いているときに無理のない範囲で行うようにしてください。 - サポーターの常用
テニス肘の痛みを和らげるためにサポーターを使用することがありますが、常用するのは注意が必要です。サポーターは痛みを一時的に和らげるものの、その状態で無理をすると症状が悪化する可能性があります。サポーターはどうしても必要なときにだけ使用し、それ以外のときは外して安静にすることが大切です。
テニス肘は専門家への相談を
セルフケアで改善が見られない場合や、痛みが強く日常生活に支障をきたす場合は、専門家への相談が必要です。
テニス肘を放置すると慢性化し、治療が長引く可能性があります。
早期の専門的な診断と治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。
まとめ
今回は、テニス肘でお悩みの方に向けた、痛みを悪化させる3つのNG行動についてご紹介しました。
テニス肘の痛みでお悩みの方は、今回ご紹介したことに注意し、痛みが長引く場合は早めに専門の医療機関に受診してください。
当院でもテニス肘の治療を行っておりますので、近くにお住まいの方はぜひご相談ください。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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