皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は坐骨神経痛を和らげる正しい姿勢とポイントについてご紹介します。
前回はやってはいけない座り方をご紹介しましたが、坐骨神経痛でお悩みの場合は、そちらも併せてご覧ください。
坐骨神経痛でのやってはいけない座り方とは?椅子・床・ソファーのそれぞれ注意するべき事をご紹介
坐骨神経痛を和らげる座り方
坐骨神経痛は座っている時の姿勢によって、症状が悪化してしまう場合があります。
それとは逆に坐骨神経痛を引き起こしにくくなる座り方もあります。
今回は椅子と床に座る2パターンで正しい座り方をご紹介します。
椅子に座る場合
・ 深めに座る
・ 足裏全体は床につける
・ 膝を90度曲げた姿勢になるように座面を調節する
・ お尻の骨で座るようにイメージして座る
・ 腰の後ろと背もたれの間に薄めのクッションを入れる
・ 膝同士がくっつかない程度で膝を閉じる
これらを意識し、姿勢を真っ直ぐ保てるように座ることが坐骨神経痛を防ぐポイントになります。
床に座る場合
・ 正座ができる場合は正座で座る(ただし膝を痛める恐れがあるため、無理な場合はやらないようにして下さい)
・ あぐらで座る場合はお尻に座布団をひいて骨盤を立てるように座る
床で座る場合はどうしても体が猫背になってしまいがちです。
その中でも正座は上半身をまっすぐ保ちやすい姿勢になります。
正座を行うことによって、腰への負担が少なくなり坐骨神経痛を防ぐことができますので、可能な場合は正座で過ごすようにしましょう。
坐骨神経痛を和らげる立ち方
次に坐骨神経痛を和らげる立ち方をご紹介します
・ 両足均等に体重をかける
・ 足裏全体で立つように意識する
・ O脚や内股にならないように、膝を真っ正面に向けるように立つ
立っている姿勢でも左右どちらかに体重をかけてしまうと坐骨神経痛を引き起こしてしまいます。
両足で体重を分散し、なおかつ足裏全体で体重を支えることによって腰への負担が少なくなります。
また膝がO脚であったり内股になるとお尻の筋肉への負担も大きくなったり骨盤が安定しなくなり、姿勢が悪くなる場合がありますので膝を真正面に向けるようにしてみてください。
座っていても立っていても気をつけるべきポイント
今回ご紹介したように正しい座り方や立ち方を意識することで腰やお尻への負担が少なくなります。
しかし坐骨神経痛が出ないわけではありません。
正しい姿勢であっても同じ姿勢をとり続けることで負担が大きくなり、坐骨神経痛を引き起こしてしまいます。
適度に姿勢を変えてあげたり、歩いたり足踏みをするだけでも腰やお尻の負担が減りますので、正しい姿勢をキープするだけでなく適度に動くことを意識してみてください。
まとめ
今回は坐骨神経痛を和らげる正しい姿勢についてご紹介しました。
立ちっぱなしや座りっぱなしが続く事で坐骨神経痛が出てしまい、それでお悩みの方は多いと思います。
もしそういったお悩みをお持ちの場合は、今回ご紹介した方法を一度意識してお試しください。
それでも痛みが改善しない場合は近くの治療院に一度相談してみてください。
当院でも坐骨神経痛でお悩みの方が多く来られてますので、近くの方はぜひ当院にご相談ください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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