皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は体調を整えるために大切な入浴の方法についてお話しさせて頂きます。
・お風呂の温度はどれくらいにすれば良いの?
・入浴時間は何分くらい?
・お風呂って体に良いのは分かるけど、何で体に良いの?
この様な疑問をお持ちの方は、ぜひ最後までご覧下さい。
安全な入浴の方法
毎日入るお風呂ですが、入り方を間違えれば逆に体を悪くする事もあります。
特に冬場に起こるのが「ヒートショック」と言われるものです。
これは暖かいリビングなどで過ごして体が温まった状態から、服を脱いで寒い浴室に行き、熱いお湯を体に掛けるといった様に、
体が温→冷→温といった急激な温度変化を繰り返すことで血圧が変動し、心臓に負担をかけてしまう事で「心筋梗塞」や「脳卒中」などを起こしてしまう現象のことです。
これを防ぐために脱衣所や浴室内をあらかじめ温め(暖房器具を使用したり湯船の蓋を開けて湯気を利用する)服を脱いでも寒くない様にして下さい。
そして、お湯の温度は40度までにする事もヒートショックを予防するために大切です。
冬場は40度じゃ体が温まらないという方もおられますが、脱衣所や浴室をあらかじめ温めておき、後で書く入浴法を行えば意外と体は温まりますのでお試しください。
正しい入浴法で○○を整え、冷え性を改善させる!
正しい入浴法を行えば冷え性だけでなく肩こりや腰痛などの体調不良も改善されます。
これらを改善させるうえで重要なのが血流を促進させる事ですが、これは自律神経をコントロールすること解決される事が多いです。
自律神経とは交感神経と副交感神経の2つに分かれます。
・交感神経:体が活動する時に働く神経です。血管を収縮させるため、血液を体の隅々まで運ぶ能力が低下します。
・副交感神経:体がリラックスしている時に働く神経です。交感神経とは反対に、血管を拡張させます。
一概に交感神経が冷え性に悪いとも言えず、お互いが状況に合わせて働くように自律神経を整える事が大事です。
今回お話ししている入浴については、体を休める目的が大きいので副交感神経を働かせるようにする入浴法をお教えします。
副交感神経を働かせる入浴法
・温度は39〜40度
・入浴時間は夏場は10分、冬場は15分を目安に(ただし、体調面を考慮して無理のない時間で行って下さい)
・お湯は肩まで浸かるように。ただし、心臓の疾患がある場合は心臓より下までのお湯にする。
・入浴は寝る1〜2時間前にする
この入浴方法をすることで副交感神経が働き、冬の寒い日でも体を芯から温めてくれます。
逆に42度以上のお湯では交感神経を働かせるため、表面は温かくなりますが芯から温まりませんのでご注意ください。
そして、入浴後は水分が失われますので、コップ1杯の水を飲むようにして下さい。
まとめ
・お風呂の温度は39〜40度
・入浴時間は15分
・お風呂は副交感神経の働きを活発にさせて、体をリラックスさせて血流を良くしてくれる
正しい入浴法を行えば、冷え性だけでなく慢性的な肩こり・腰痛や体の疲労感・だるさなど多くの不調を楽にさせてくれます(ただし、急性の炎症を伴うものは悪化する場合があります)
これから年末にかけて忙しく疲れが溜まりやすくなるという方は、正しい入浴法で疲労回復させてみて下さい。
それでも疲労が回復しない場合は全身の血流を良くする整体でお体のケアをさせて頂きます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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