みなさんこんにちは。 大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回は坐骨神経痛でお悩みだった40代女性Aさんのお話しをさせていただきます。
もし、お尻から足に掛けての痛みが有る方はぜひ最後までご覧ください。
40代女性Aさんが辛い坐骨神経痛を発症させるまでの経緯
「1ヶ月ほど前から仕事で外回りをしていると右のお尻から足にかけて痛みが出て辛いんです」
こう仰ったのは40代女性のAさんでした。
詳しくお話をお聞きすると、仕事は営業職で外回りとデスクワークを半分ずつくらいの割合で行っているが、外回りで歩いている時に痛みが出てきやすいと仰いました。
今までに経験した事のない痛み方だったので病院へ受診された結果、「坐骨神経痛」と診断されました。
それから薬を飲まれていたそうですが、薬が効いている間はマシだが効果が切れるとまた痛むといった状態が続いた事で、これ以上痛くなると仕事に支障をきたすと思い、当院が近くだった事もあり受診されました。
「痛くても外回りをしなくては仕事にならない。今はなんとか痛みを我慢してやっているが、もっと酷くなったら仕事ができなくなるんではないか心配なんです」と不安そうにされていました。
そこで、痛みが出る前の事を思い出して頂き、生活や環境の変化は無かったかお尋ねしました。
最初はあまり心あたりが無さそうでしたが、外回りの際の変わった事などが無かったかを細かく聞いていくと思い出された事がありました。
それは外回りの際に使用していた靴を変えたとの事でした。
歩くと症状が現れる坐骨神経痛の原因
靴を変えたとの事でしたが、どのような靴かお聞きしたところ
「最近はかかとが高くないペタンコの靴を履く事が多かったけど、2ヶ月ほど前から少しだけかかとが高い靴に履き替えたんです」との事でした。
その日はお仕事帰りでその靴を履いておられたので見せて頂きましたが、かかとが3センチほど高いものでした。
昔は7センチほどのヒールも平気で履けていたし、これくらいの高さなら大丈夫だろうと思われたとの事でした。
恐らくこのヒールを履いた事が坐骨神経痛の引き金になったのだろうと思いましたが、もう少し調べるためにお体の状態をチェックしてみました。
すると、腰が反った形になる「反り腰」である事と、骨盤の高さも左右違うなどの問題が見られました。
反り腰については若い頃に履いていた高いヒールが原因で、ヒールを履くことによって、つま先立ちのような姿勢が続いた事で「反り腰」が身に付いてしまったと考えられました。
今回は元々あった反り腰がヒールを履いた事によって増強され、そこに骨盤のバランスの悪さも加わって坐骨神経が刺激されて痛みになったのだと考えられました。
靴を変えて体のケアをすることで坐骨神経痛を克服
初回の治療としては、
①体の歪みを整えるように整体
②腰〜お尻の筋肉が硬くなっていたので、それを緩めるように鍼治療
③腹筋が弱くなっていたので、トレーニングが苦手な方でもやりやすい様な腹筋トレーニングを指導
④仕事で使う靴をヒールの高くない靴に買い替えて頂く
以上の事を行いました。
2回目の治療時には、早速靴を履き替えた事と腹筋のトレーニングを継続していると仰ってました。
結果的に徐々に痛みが改善していき、痛みを気にせず仕事ができるようになるまで週1回の治療を1ヶ月半ほど続け、その後は徐々に治療間隔を空けて頂き、坐骨神経痛を克服されました。
今では仕事を長く続けるための体のケアとして、月に1回の通院をされています。
まとめ
Aさんのように若い頃はハイヒールをよく履いていた方も多いのではないでしょうか?
筋力や体力のある時は気にならなかったと思いますが、ハイヒールをよく履いていた方は腰を中心に下半身のどこかに異常が出てくる事が多いように感じます。
もし今回のような坐骨神経痛だけでなく、下半身の不具合がある方で昔ハイヒールを多く履いていた方などは姿勢が崩れている事が原因かもしれません。
そのような場合は、一度近くの治療院などにご相談くださいね。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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