こんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
今回はばね指(弾発指)について、改善例も交えてお話しさせて頂きます。
◎最近、指の引っ掛かりが出てきて気になる
◎ばね指と言われたけど、なかなか改善しない
この様な事でお困りの方は最後までご覧下さい。
お体のメンテナンスでご来院頂いている患者さんから「最近、指の付け根が引っかかって関節が伸ばしにくいんです。」とご相談を受けました。
何か思い当たる事はないかお聞きしたところ、「普段しないパソコンでの仕事が増え、少し痛いなと思ってたけど手の使いすぎかなと気にせずにいたら、段々伸ばす時に引っ掛かりが出てきたんです」と仰りました。
そこで、どの様な状態か確認させて頂いたのですが、薬指を伸ばす途中で引っ掛かりが確認できました。
下の動画がその時のものです(患者様に掲載の許可を頂いております)
薬指を伸ばす時にスムーズに動かずに引っ掛かっているのが分かります。
そもそも何故この様な事が起きるのでしょうか?
ばね指(弾発指)とは?
ばね指とは、指の骨に付いた腱が炎症により腫れ、腱鞘と呼ばれる腱が通るトンネルの様な物をスムーズに通れなくなった状態を言います。(下の指を伸ばす際の図を参考にしてみて下さい)
発症原因は、家事や仕事などで手を良く使った時や、ホルモンバランスが乱れた時(更年期や妊娠など)に起こりやすいのです。
今回の患者さんの場合は、パソコンによる手の使いすぎが原因と考えられました。
自分で出来る対処法とは?
ばね指の場合、まずは以下の様な対処法を試してみて下さい。
①安静にする
腱の炎症による腫れが大きな原因ですので、まずは安静にして腫れを抑える事が大事です。
逆に気にせず使ってしまうと治りが悪くなります。
可能な限り安静を心掛けてください。
②アイシングをする
炎症が起こっていますので、腫れがあったり引っ掛かりがある所は冷やしましょう。
冷やすタイミングとしては、よく使った後に氷水で5〜10分程度行って下さい。
これだけはやらないでという事とは?
上の対処法と逆に、これはやらないでという事があります。
それはマッサージをする事です。
痛みや違和感、引っ掛かりなどをどうにかしたいと思い、自分でマッサージをしたくなりますが、それをしてしまうと逆効果になってしまう事があります。
自分でマッサージをせずに上の対処法をお試し下さい。
治療とその後の様子
先ほどお話しさせて頂いた患者さんには、ヨーロッパ製の微弱電流機器を用いた施術を行い炎症を取り除き、その後に手技で施術をさせて頂きました。
施術後は指がスムーズに動き、痛みもマシになったとの事でした。
施術後の様子がこちら↓
しかし、また同じ様に使ってしまうと再発してしまいますので、可能な限りの安静とアイシングもお伝えさせて頂きました。
今回はばね指にお困りの患者さんの改善例と対処法をご紹介しました。
もし、この同じ様な症状でお悩みの方は、近所で信頼出来る治療院に早めに受診される事をお勧めします。
当院が近所であれば、早めにご相談のお電話を頂ければと思います。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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