皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。
5月も半ばを迎え、来月からは梅雨の季節となります。
梅雨の季節は体の不調を訴える方がふえますが、こういったお悩みが特に多くなります。
「梅雨になると、頭が重くて仕事に集中できない…」
「肩こりはいつものことだけど、最近は頭痛までしてきた」
そんなお悩みを抱えていませんか?
特に50代の働く女性にとって、梅雨の時期になると急に症状が悪化するという方が増える傾向にあります。
実はその頭痛、肩こりと深い関係があるかもしれません。
さらに、気圧の変化が体に与える影響も無視できません。
そこで今回のブログでは、
・肩こりが頭痛につながる仕組み
・梅雨に頭痛が増える理由
・毎日の生活で意識したい予防習慣
・自宅や職場でできる簡単ストレッチ
これらについてわかりやすく解説させて頂きます。
「薬に頼らず、自然にラクになりたい」そんな方は、ぜひ最後までご覧ください。
肩こりが頭痛を引き起こすって本当?
肩こりと頭痛は一見、別の症状に思えますが、実は密接な関係があります。
特に多いのが「緊張型頭痛」と呼ばれるもので、首や肩の筋肉が硬くなり、神経を圧迫したり血流が悪化することで痛みが頭にまで及ぶ状態です。
・デスクワークなどで同じ姿勢が続く
・ストレスや目の疲れがたまっている
・冷房で首まわりが冷えて筋肉が固まる
こういった要因で肩の筋肉がこわばると、後頭部や側頭部が締め付けられるような痛みを感じることがあります。
これが、肩こりからくる頭痛の正体です。
さらに、筋肉の緊張が長引くと自律神経が乱れやすくなり、より頭痛が慢性化しやすくなります。
なぜ梅雨に頭痛がひどくなるの?
梅雨の時期は「気象病」や「天気痛」とも呼ばれる体調不良が増える季節です。
特に気圧の変化が自律神経に影響を与え、体のあちこちに不調が出やすくなります。
梅雨時に頭痛が起こりやすい理由として
・気圧の低下で血管が拡張しやすく、神経を刺激する
・湿度の上昇で体内の水分バランスが乱れやすい
・日照不足でセロトニン(幸せホルモン)が減少し、ストレスが増加
・肩まわりの冷えによって筋肉がこわばりやすくなる
このような要素が重なることで、梅雨時は肩こりから頭痛の悪循環が強まりやすくなります。
薬に頼らないために!頭痛を予防する生活習慣
梅雨の頭痛を根本的に改善したいなら、日々の生活習慣を見直すことが大切です。
①湯船につかる習慣をつける
シャワーだけで済ませがちな方は、肩こりも頭痛も悪化しやすい傾向があります。
湯船に10〜15分つかって筋肉を温めることで、血流が改善しやすくなります。
②朝に軽いストレッチや深呼吸を取り入れる
朝の気圧が低いときほど、交感神経が働きづらく、頭痛が起きやすい傾向があります。
軽い体操や深い呼吸で自律神経を整えることが大切です。
③水分補給を意識する
湿度が高くても、梅雨の時期は意外と水分不足になりがちです。
脱水により血流が悪化し、肩こり・頭痛が悪化することもあります。
こまめな水分補給を心がけましょう。
④冷え対策を徹底する
首元の冷えは肩こりにとって大敵です。
エアコン対策として、薄手のストールやカーディガンで首まわりを守ることも効果的です。
仕事の合間にもできる!肩こり頭痛に効く簡単ストレッチ3選
忙しい50代の女性でも続けやすい、肩こり・頭痛の予防に効果的なストレッチを3つご紹介します。
① 首の側面ストレッチ(僧帽筋リリース)
- 椅子に座り、背筋を伸ばす
- 右手で頭を左にゆっくり倒し、左首筋を伸ばす
- そのまま20秒キープし、反対側も同様に行う
→首〜肩にかけての筋肉をゆるめ、血流を改善。
② 肩回しストレッチ
- 両肩に手を当て、肩をすくめるように肘を上げ、後ろに大きく回す
- 5回ゆっくり回したら、前にも5回回す
→肩甲骨周りを動かし、肩のこわばりを防止。
③ 背中のストレッチ
- 椅子に座り、背筋を伸ばす
- 右手を天井に向けて上げたあと、肘だけを曲げる
- 左手で右肘を掴み、左方向に引っ張る。その時に体も左に倒すようにして左の背中を伸ばす
- そのまま20秒キープし、反対側も同様に行う
→背中の筋肉をゆるめ、姿勢をキープしやすくする。
まとめ
梅雨時期に悪化しやすい頭痛の原因は、肩こりの慢性化と気圧の変化にあることが多いのです。
普段から肩こりが気になる方は、梅雨の気圧変動により症状が一気に強まってしまいます。
だからこそ、薬だけに頼るのではなく、日々の生活習慣の見直しと簡単なセルフケアが大切です。
・肩こりを放置しない
・気圧による自律神経の乱れに対処する
・ストレッチや温めなど、日常に取り入れられるケアを続ける
この3つを意識することで、梅雨時期の不調も少しずつ和らいでいくはずです。
「また頭痛か…」と憂うつになる前に、ぜひ今日からできる対策を始めてみてくださいね。
それでも改善が見られない場合は、セルフケアでは対処できない様な原因があるかもしれません。
その際は、我慢せずに専門の治療院に相談してみて下さい。
肩のこりでお悩みの方は、どうかお早めに当院の治療のご予約をお取りください。
(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)
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