皆さんこんにちは。大阪府八尾市の陽だまり鍼灸整骨院 院長の森川です。

今回は前回お話しさせて頂いた五十肩でお困りだった方の改善ストーリーをお話しさせて頂きます。

前回のブログをまだお読みでない場合は、まずはそちらをご覧になって下さい。

腕を上げた時に出る肩の痛みの原因は五十肩?四十肩との違いや治し方とは?

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3週間前から左肩が痛くなった50代女性のお話し

「3週間前から左肩が痛くて、肩よりも高い位置に上げる事ができないんです」

そう仰ったTさんは以前腰痛の治療で当院に来られていました。

腰痛が軽快して調子が良くなり、親の介護で忙しくなったためにしばらく来られていませんでしたが、今回1年ぶりに来院されました。

今回は左肩の痛みとのことでしたので詳しくお話をお聞きしたところ

「はじめはちょっと痛いなと思って様子を見ていたら、翌日から段々と痛みが強くなって夜もズキズキうずく様になりました。それから腕が上げられないくらいの痛みになって、後ろに手を回そうと思っても痛みで回せなくなったんで、髪を洗うのが辛くて右手だけでなんとかやっている状態です」と仰いました。

特に痛めるようなことをした覚えもなく、強いていえば親の介護で腕をよく使っている事が原因かな?とのことでした。

「友達に相談したら、五十肩ちゃうか?私もなったけど、動かした方が早く良くなるよ!と言われたけど、痛くて動かすことも出来ないしどうしたら良いのかなって思って・・・」と困った様子でした。

五十肩を経験した事がある方は多いので、そういった方がアドバイスをしてくれるとよくお聞きします。

しかし前回のブログにも書いた様に、その時の状態によって治療の方法が変わります。

Tさんにとって今はどういった治療が必要なのかを見るためにお体の状態を調べてみました。

Tさんの五十肩の原因

まず肩の状態を見るために腕の動きをチェックしました。

Tさんの仰るとおりに腕は肩の位置まで上げるのが限界で、髪を触る動きも痛みで出来ない状態でした。

次に体全体の姿勢のチェックも行いましたが、Tさんは背中が丸くなる「猫背」になり、また右肩が下がっている姿勢になっていました。

こういった姿勢も右肩への負担を大きくする原因になります。

姿勢の状態をお伝えすると、親の介護をベッドでしているがその時の姿勢が悪い気がしていたとの事でした。

今回は介護で手をよく使う事に加えて、そういった日頃の姿勢も肩への負担になり、それらが積み重ねてしまった事が五十肩の原因になっていました。

Tさんの五十肩治療の流れ

来られた時は痛みが出始めて3週間が経過していましたが、夜にズキズキうずくとの事でしたので、まだ「急性期」の状態が続いていました。

ですので、初回はお体の歪みを調整するように整体を行い、左肩には微弱電流治療器を用いて炎症を抑えるように治療を行いました。

そして自宅では可能な限り左肩を安静にして頂く様にお伝えしました。

幸いにも介護は近所に住むご兄弟にお願いできるとのことでしたので、夜のうずきが有る間は介護もお休みして頂きました。

その後、夜のうずきは2回目の治療時には軽快されていたので、治療を継続しつつ無理のない範囲で介護を再開されました。

3回目からは「拘縮期」に入ったと判断し、少しずつ動かすようにしていき、その後は「回復期」のトレーニングを加え順調に治療を重ねた結果、8回目の治療でほとんど気にならないと言って頂ける状態になりました。

Tさんは「体の痛みが無くてもケアをする事がやっぱり大事だと、今回の事で感じました」と仰られ、今では月に1〜2回のペースでお体のケアに来られています。

まとめ

今回ご紹介したTさんは痛みが出てから比較的早めにご来院いただいた事もあり、早く回復されました。

多くの五十肩は長期化する事が多いですが、肩だけでなく姿勢も整える事で治りは早くなります。

肩の痛みでお悩みの場合は、ぜひ早めに治療を開始されることをオススメします。

今回も最後までご覧頂きありがとうございました。

(監修:柔道整復師 鍼灸師 森川伸弥)


 

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